友達ができると嬉しい

本当であれば、一か月前くらいに投稿した件(こちら)で、お互いの両親へあいさつに行く予定だった。土曜のAMに女満別に飛び、日曜日には旭川へ移動し、月曜の朝には出張のため札幌に移動。しかし、世間を騒がせているコロナの影響もあり、今回の帰省とあいさつを延期することにした。(出張も、会社の方針でなくなった)今日は母の誕生日だったし、還暦祝い&退職記念も兼ねて会えると思っていたので、残念な気持ちはあるものの、結果としてとりやめてよかったと思っている。プレゼントとお花は先週のうちに手配しておいた。今日はお花が届いたらしく、母が喜んでいた。お手土産用に買っていたお菓子も、足が短いので、結果として、家で大量に消費されることとなった。
コロナの件でいえば、特効薬がないことと、もろもろの見通しが立てられていないことがしんどいところだ。欧米の友人のインスタのストーリーも、ロックダウンの影響で、毎日同じ画角の写真が投稿されている。

1月から新たに取り組んでいたことが二つある。
①イタリア語観光ガイドのクラス→https://www.guidaprimavera.com/
②zine制作スクール→https://zine.mount.co.jp/school/
期末で忙しくなることくらいわかっていたはずなのに、気が付いたら申し込んでいた。

①イタリア語観光ガイドのクラス
法改正もあり、通訳案内士ではなくても有償のガイドになることができる。イタリア語(とスペイン語も始まった)における通訳案内士の下に属する観光ガイドがこの「グイダプリマベーラ」と呼ばれるものだ。年明けから10回程度クラスがあった。最初、中級(ガイド4時間程度)と上級(ガイド8時間程度)で迷っていたが、上級クラスに通っていた。
大学でイタリア語をやっていたとはいえ、忘れていることだらけだったと、改めて自覚した。数字が読めない…。聞き取りはできても、喋れず、英語が出てくる…。週一回でも触れることができてよかったと思う。そして、やはりイタリア語の語感や響きは元気が出る。クラスで取り扱っていたテーマは、公共交通機関(JRパスの使い方とか)、神道と仏教、和牛、温泉と銭湯など、なじみがある文化でも私も初めて知ることだらけで、大変興味深かった。
最終テストでは、1)旅程を見ながら、JRパスをどのタイミングで使うのがベターか? 2)虎ノ門に滞在するカップルへ東京半日観光の提案(築地と銀座のコースを提案した) 3)和牛を食べたい場合、どこへ行ったらよいか?をイタリア語で答える。「テスト」としては答えられたけど、現場に行くとなるとまだまだである。本来であれば、3月からお花見シーズンでイタリア人の訪日もピークとなるので、このコースが終わればアシスタントとしてちょこちょこ手伝える旨も当初言われていたが、コロナの影響で、個人・団体問わず、すべての旅行がキャンセルとなっているようだ。週次で状況が悪化していく様子を見ていたので、切なかった。一応、次のタームも参加できればと考えているが、どうなることやら。

②zine制作スクール
去年たくさん旅行して写真も撮ったけど、何も発表するところがなく、もったいないな~ともやもやしていたので、zineでも作るか!と思い立った。2週間に1回、全4回のクラスに通っていた。なお、最終回は3月27日の予定だったが、2週間の延期となっていて、4月10日を予定している。このクラスの日は、なぜか仕事が終わらないことが多く、毎回1時間以上遅刻して参加していたが、先生たちが優しく迎えてくれた。ありがとうございます。
参加動機は左記のとおり、参加目的としては2つあった。1)フォトショでもイラレでもなんでもよいので、触ってみること 2)zineを(国内外問わず)コミュニケーションツールとすること。2)を話すと、先生が「本当にzineはコミュニケーションツールになるし、コミュニティも広がります」と言っていたので、期待しているが、どうなるだろうか。GWあたりに大きなzineフェスティバルがあるようで、そちらに出展予定だが、まだ詳細がわからない。フェスティバル後も、おそらく駒澤大学にある店舗で販売されるのと、友人の実家で営んでいる無人の本屋さん今時書店(https://imadoki-shoten.com/)さんに置かせてよ~と話しているところだ。
テーマとしては、インド旅行を取り扱うことにした。how to本ではなく、私がインドで感じだことや見聞きしたことをつぶやき程度に記載している。あとは、旅行を通じて解消できたコンプレックスの話を文末にまとめた。(その元となっているブログはこちら)広く受けるような話は全く書いていないし、私の頭の中を整理したような完璧に自己満足な内容になっているが、その方向で決め切ったのは、宇多田ヒカルの影響(特に彼女の著作)が大いにあることも後から気づいた。コミュニケーションツールとすることを目的としているので、文章はすべて日本語と英語で書いた。編集はフォトショでもイラレでもなく、InDesignで行った。なんとか印刷まで完成してよかった。
初回参加者はわりと多くの人数がいたが、回を重ねてアウトプットを持ってくるという段階になると、半減した。他の方は、失恋した時の気持ちをそのまま小説にして昇華させたいということや、世田谷区の街灯を全部スケッチしていたのでまとめたいということ(すごかった!)、自分が好きな編み物のことをまとめたいということで参加しており、それを聞くだけでもとても面白い時間だった。

ーーー

1月より新たなトライとして取り組んだ上記2点だったが、共通して「新しい知り合いができたこと」が大変にうれしく思う。イタリア語の方では、イタリア滞在歴が長かった方が多く、みなさんペラペラ…!!だったけど、大変親切にしてくださる方ばかりでありがたい。zineの方は、気が合う友達ができて、3回目講座の後みんな終電を忘れるくらい話し込み、飲んでしまった(ぎりぎり間に合った)。(りんごないと、イコーネ!私は、ウルトラCのときの林檎ちゃんになりきるつもりで、金髪のウィッグも安いドレスも選定したよ)
小学生の入学式の日記みたいだが、「友達ができるのはうれしい」ということを書きたかった。
そして、新しく始めるということに関しては、何も一番にならなくていいし、長い人生、自分の無理がない範囲でゆるくステップアップしていけばいいので、新しくモノゴトを始めていく体力だけは失いたくないな~と思っている次第。

これがzineの表紙です。(画質が悪いがゆるして…)
chaos

(つぶやき:今は、望んでいたひきこもりになれる時期だが、本や映画の気分じゃなくて、かなし~、森をすることしかできない。はやくお外であそびたいね~。)